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鞍手郡小竹町の町道で車道ブロックの試験施工 JIPEA 約2年かけて耐久性など点検
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社団法人インターロッキングブロック舗装技術協会(東京都千代田区、柳澤佳雄会長)はこのほど、鞍手郡小竹町の町道を使って車道舗装用ブロックの試験施工を実施する。竣工は12月22日。
一般町民が通行する公道で試験施工するのは全国でも初の取り組み。同協会が開発した車道用のコンクリートブロックの実機用型枠を同町のコンクリートブロック製造業の株式会社福岡スプリットン工業(大庭和臣会長)で製造しており、通常は同社の敷地内で行う試験施行を公道で実施することでPR効果をねらう。
場所は小竹町大字勝野1960番の同社工場西側の町道。3m幅の片側1車線30mを町から借りる。町道を各10mの3区画に分け同協会の開発したブロックと国内外で起用されている既存ブロック2種類を施工し、約2年間の走行で耐久性や安全性などを比較、点検する。町道の借用期間は10年11月22日から2012年12月31日。
同協会では、これまで各メーカーが独自に製造していた車道舗装用コンクリートブロックを統一することで販路拡大を図っている。