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電話計測ツールのサービス提供開始 アンダス 問い合わせの見える化促進
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WEBマーケティングのアンダス株式会社(福岡市中央区今泉1丁目、前田哲郎社長)は11月11日、広告媒体別に問い合わせ件数を把握できる電話計測ツールのサービス提供を開始した。
サービス名は「コールマーケティング」。ホームページ、メール、新聞、雑誌、看板など媒体別やパソコンやタブレット、スマートフォンなどのデバイス別など、ユーザーが接触する媒体向けに個別の電話番号を設定し、システムを経由し転送することで番号別の入電数や通話時間を計測する。ウェブだけでなく電話問い合わせまで見える化することで、正しい問い合わせ総数を把握することができる。
利用料金は番号5つで月額2万5000円(税別)から。特に水道や電気などの緊急性を要するもの、飲食店や美容室など店舗予約が発生するもの、不動産や冠婚葬祭など検討期間の長いもの、士業やB2Bなどサービスが複雑なもの、通販などのダイレクトレスポンスのサービスなどを中心に利用を見込み、2016年末までに300社への導入を目標としている。
問い合わせの電話は、既存の固定電話に転送されるため、すでに電話回線を引いている場合はNTTと別途契約する必要はない。また、WEB広告であれば掲載する電話番号を自動で切り替える仕組みとなっている。同社では、8年前からコールマーケティングの前身となる電話測定ツールの開発に取り組んでおり、延べ稼働番号数として6300番号の実績を持っているが、より簡単に導入できるツールとしてリリースすることで、幅広い業種への普及を目指す。同社では「WEBと電話を合わせて分析することで、広告費の最適化を進めることができる」と話している。
同社は2004年6月設立、資本金1000万円、従業員52人。