NEWS
- 地域
電力会社の設備投資抑制で売上0・8%減 正興電機製作所 通期は増収増益見込み
Tag:
電力会社や官公庁向け情報制御システム製作・販売の株式会社正興電機製作所(福岡市博多区東光2丁目、福重康行社長)の14年中間期連結決算は、売上高が前年同期比0・8%減の84億8100万円、経常利益は同11・9%減の1億5100万円の減収減益となった。
セグメント別では、電力部門は電力会社の設備投資抑制などの影響により、売上高が22・4%減の20億9200万円、受注高は2・8%減の17億4400万円。環境エネルギー部門は道路設備向け受配電システムなどが堅調に推移し、売上高が16・6%増の49億3100万円、受注高は41・1%増の63億8500万円。情報部門は受託開発やASPサービス関連が堅調の一方、港湾関連システムの取り込み遅れにより、売上高は11・4%増の4億6000万円、受注高は7・4%減の5億4600万円。その他の部門では環境・省エネ設備関連に注力し、売上高は17・7%減の9億9700万円、受注高は2・0%増の12億2000万円となった。
14年12月期は売上高が前期比4・5%増の173億円、経常利益は同16・3%増の4億5000万円の増収増益を見込んでいる。