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障害者雇用数が過去最高の1万9757人 2022年県内企業障害者雇用状況


週刊経済2023年1月11日発行(合併号)

 福岡労働局(福岡市博多区博多駅東2丁目、安達栄局長)が調査する2022年6月1日時点の県内企業障害者雇用状況は、雇用者数が前年比3・7%増の1万9757人と過去最高だった。
障がい者の雇用義務がある43・5人以上規模の企業や、公的機関などから集計しているもので、21年3月に法定雇用率が2・2%から2・3%に引き上げられたのに伴い、地場企業の障がい者採用が促進された。労働者に占める障害者の割合を表す実雇用率は、民間企業(法定雇用率2・3%)で前年比0・08ポイント上昇の2・29%と過去最高。法定雇用率達成企業の割合は、0・9ポイント上昇の50・8%だった。
また法定雇用率2・6%の公的機関の実雇用率は、福岡県で横ばいの3・24%、市町村の役所、役場などは0・05ポイント上昇の2・74%、独立行政法人などは0・07ポイント低下の2・61%だった。