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障がい者が描いた絵のレンタル事業 HLサポート
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週刊経済2025年4月23日発行号
初年度利用目標は50件
障がい者就労支援の(合)HLサポート(福岡市中央区天神3丁目、中村信二代表社員)は3月1日、同社が運営する障がい者就労支援施設の利用者が制作した絵画のレンタル事業を開始した。
レンタル料は1作品月額3千円、2枚目追加はプラス2千円、3枚目はプラス千円。毎月自動更新され、3カ月に1回新しい絵と交換する。人の行き来がある店舗や施設、オフィスなどでの採用を想定し、1年間で約50件の利用を目指す。展示する絵は購入可能で、売り上げの30%を設置店舗に支払う。残りは就労継続支援B型利用者の工賃や額縁などの画材購入に使用。中村代表社員は「利用者の絵を身近な場所で見てもらいたい。障がい者の工賃アップにもつなげられれば」と話した。
同社は、2015年10月設立。資本金100万円。正社員24人。