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門司区西海岸に３階建飲食複合ビルオープン 　邑本興産　　　 総工費６億円、創業百周年地域貢献事業として

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　海上輸送、石油販売の株式会社邑本興産（北九州市門司区西海岸１丁目、邑本高浩社長）は３月１１日、同区西海岸１丁目にレストランやバー、披露宴会場で構成する３階建て飲食複合ビル「ブリリアンサ門司港」をオープンした。総工費は６億円。
　２００８年の同社創業１００周年を機に、門司港周辺地区の地域貢献事業として建設したもの。場所は関門海峡に関する資料館「海峡ドラマシップ」北東側。敷地面積は約８００平方m、建築面積が約６６０平方m、延べ床面積が約２６４０平方m。１階はビュッフェ式レストラン「グレシャゾート」で、客席が約２５０席。１４０種類のメニューを揃える。２階はダイニングバー「モンドジャイブ」で約５０席。約５００種類のワインを揃える。３階は披露宴や各種パーティーなど広さ６００平方mの多目的会場。運営はグループ会社のキタキュウフロンティア（同区港町、同社長）が担当する。初年度の売上目標は７億円。岸本和之営業部長は「唐戸市場直送の新鮮な魚介類をそろえている。食の安心、安全を提供していきたい」と話している。
　同社は１９０７年創業。３９年１１月設立。資本金５０００万円。従業員数３３人。２００７年９月期の売上高は２７億４９００万円、経常利益が７３６０万円。