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長崎県島原市で移動販売を開始 イオン九州


週刊経済2024年5月15日発行号

バス停などを利用

イオン九州㈱(福岡市博多区博多駅南2丁目、柴田祐司社長)は、4月19日から長崎県島原市内で移動販売を開始した。移動販売サービスの実施は4カ所目となる。
公共交通機関の減便や商店の減少などで生活インフラの課題が拡大しており、島原市からの相談を受けていた。移動販売車はイオン島原店から同市運営のAI搭載コミュニティバス「たしろ号」停留所など17カ所を月・火・水・金曜日の午前10時から午後4時まで1カ所につき週1回巡回、10~15分ほど停車販売する。生鮮品・惣菜を含む食料品や日用雑貨など約400品目のほか個別注文品を店頭と同価格で販売、1品につき11円の手数料が発生する。
同社では「移動販売サービスにより、必要な食料品や日用品を手にとって買物できる“安心感”と買物の“楽しさ”を提供する。また地域の皆さまの外出機会を増やし、お客さま同士や巡回を担当するイオン島原店の従業員とのコミュニケーションの場づくりの役割を担いたい」としている。