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長崎の鈴木木材のプレカット事業を譲受 越智産業 9月1日、計2億5000万円で
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建築資材・住宅設備機器卸の越智産業株式会社(福岡市中央区那の津3丁目、越智通広社長)グループは、長崎県の住宅資材卸・木材加工の鈴木木材グループのプレカット事業を譲り受ける。8月10日に契約を結び、譲り受け金額は合計約2億5000万円。譲受日は9月1日の予定。
鈴木木材グループは、長崎県佐世保市の鈴木木材工業株式会社のほか、伊万里外材株式会社、株式会社諫早木材市場の3社で構成。今年5月の民事再生手続きの開始決定後、スポンサーを選定していた。越智産業グループは、鈴木木材グループの技術、設備、人材を活用し木造軸組プレカット事業に参入し製品競争力強化を図る。鈴木木材工業の佐賀プレカット事業を越智産業グループの西日本クラフト株式会社(旧商号株式会社松井旭川)、伊万里外材の伊万里2×4プレカット事業を同じ越智産業グループの西日本フレーミング株式会社が譲り受ける。譲り受け金額はそれぞれ約2億100万円、約4900万円。
西日本クラフト(福岡市中央区那の津3丁目、古賀龍一郎社長)は、資本金2000万円。木材加工、住宅資材などの販売を手掛ける。西日本フレーミング(福岡県飯塚市、西原等社長)は資本金5000万円。2×4住宅資材販売、建築工事請負を手掛ける。
鈴木木材工業(長崎県佐世保市、鈴木崇彦社長)は資本金4000万円、伊万里外材(佐賀県伊万里市、鈴木崇彦社長)は資本金4000万円。
越智産業は1955年創業、資本金は6億5419万円。従業員は363人(08年3月)。09年3月期の連結売上高は740億4200万円。