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鍋スープ、たれ好調で2期連続増収増益  ダイショー    第3四半期、通期も増益へ


 大手調味料メーカー株式会社ダイショー(福岡市東区松田1丁目、松本洋助社長)の2009年3月期第3四半期決算は、売上高が114億9300万円で前年比4・5%増、経常利益が8億6900万円の同1・3%増で、2期連続の増収増益だった。
 新商品効果と、生鮮3部門を中心とした主力商品の販売強化策が奏功した。特に積極的な販促施策を展開した「鍋スープ」や、内食志向に伴い需要増となった「たれ」類が好調に推移した。利益面では、増収基調に加え、販売推進費の効果的投入や生産効率の向上に努めるなど徹底したコスト削減に努めたことで、営業利益が8億7000万円で同0・3%増、純利益は4億9200万円で同11・8%増となった。通期は売上高が147億5000万円で前年比3・5%増、経常利益が7億円で同3・1%増の増収増益を見込んでいる。