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鋼材市況下落で微減収も3・8%の増益  小野建    売上高1896億7700万円


 鋼材商社の小野建株式会社(大分市、小野建社長)の2016年3月期連結決算は売上高が前期比0・4%減の1896億7700万円、経常利益が同3・8%増の44億8800万円で減収増益だった。
 鋼材販売数量、完成工事高は増加したが、鋼材市況の下落で売上高は減少した。売上原価の低減に努め増益となった。エリア別に見ると九州・中国エリアは鋼材販売数量、完成工事高が増加し、売上高が2・2%増の1009億300万円、久留米営業所を新設、鹿児島営業所倉庫を取得したが、セグメント利益は5・9%増の31億1600万円となった。関東・東北エリアは売上高が5・7%減の399億4600万円、東京支店鹿島センター(茨城県神栖市)の新設や東京支店浦安センター(千葉県浦安市)の増設など設備投資で経費が増加したが売上原価を低減しセグメント利益が0・4%増の7億4700万円と増益を確保した。関西・中京エリアは売上高が1・0%減の488億2700万円、四国営業所倉庫(愛媛県松山市)、新居浜営業所(愛媛県新居浜市)、丸亀営業所(香川県丸亀市)の新設による経費増や価格競争で売上原価を抑えることが難しく、セグメント利益は12・1%減の4億100万円。
 今期は4月に仙台支店を増設するなど、さらなる販売エリアやシェア拡大で営業を強化することで売上高は前期比3・1%増の1955億9500万円、子会社の設備投資なども予定しているが、前期で拠点整備が一巡したことから、経常利益が同7・3%増の50億6400万円と増収増益を目指す。また7月1日付で本店登記を北九州市に変更する。