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鉄鋼、半導体、ゴム業界向けなどが好調で増収増益  リックス    売上高292億7300万円に


 福岡市博多区山王1丁目の機械商社・リックス株式会社(松岡賢治社長)の2014年3月期連結決算は、売上高が前期比4・6%増の292億7300万円、経常利益が同13・2%増の14億4400万円の増収増益となった。
 営業利益は同9・2%増の12億2900万円、当期純利益は同5・8%増の7億8800万円だった。
 主要取引業界別の売上高では、自動車業界向けの売上高が同10・4%増の67億7400万円。渦巻きポンプの本体及び部品が伸長し、海外工場向け設備投資の動きをとらえた洗浄装置の受注獲得が売上増に寄与した。一方、鉄鋼業界向けの売上高は、同5・8%減の90億3200万円にとどまった。シール類や給油・給脂装置、軸受の再生などが伸長。製鋼副資材では加炭材が好調だったものの、土壌黒鉛や脱リン剤などは振るわなかった。また、前年同期に好調だった韓国の製鉄所向け設備投資案件は、同国の粗鋼生産量が落ち込んでいる状況からほとんど受注に至らなかった。
 電子・半導体業界向けの売上高は、同5・1%増の25億7500万円。フィルター類の受注が増え、真空ポンプなどの修理・オーバーホール需要を取り込み、半導体向け超音波探傷装置の受注も売上増に貢献した。ゴム・タイヤ業界向けではタイヤ加硫機用機器や高圧洗浄機、断熱板などが伸長し、売上高は同16・4%増の28億1800万円と2ケタ台の伸びを見せた。
 このほかでは高機能材業界向けが、同0・8%増の10億400万円。高圧洗浄機やラインミキサーの販売が好調で、遠赤外線ヒーターや耐摩耗プレートなどの省エネ、高効率、長寿命につながる商材も好調だった。環境業界向けではポールジョイントや水処理膜の販売好調で、廃棄物処理工場向け破砕機なども売上増に貢献し、同21・6%増の17億800万円と伸びた。紙パルプ業界向けではシールなどの消耗品は堅調に推移したものの、製紙会社が各社とも設備投資を控える状況が続いた影響で引き合いが少なく、前年同期に比べブロワや回転継手、熱交換器などの販売も振るわず、同5・1%減の5億6200万円となった。
 今期見込みは、売上高が前期比3・2%増の302億円、経常利益が同7・2%減の13億4000万円。営業利益は同0・1%増の12億3000万円、当期純利益は同7・5%減の7億3000万円を見込んでいる。