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配電設備などが堅調で中間期は増収増益  正興電機製作所    通期は売上高205億円見込み


 電力会社や官公庁向け情報制御システム製作・販売の株式会社正興電機製作所(福岡市博多区東光2丁目、福重康行社長)の16年6月中間連結決算は、売上高が前年同期比3・0%増の98億3000万円、経常利益は同3・9%増の4億9300万円で増収増益となった。
 配電設備や給電・総合制御所システムおよび業務ITシステムが堅調に売り上げを伸ばした。また、太陽光発電所向け電気設備や上下水制御システムなどの環境エネルギー事業や、港湾関連システム、健康管理システムなどのクラウドサービス事業も順調に推移した。
 通期では売上高が前年同期比0・2%増の205億円、経常利益は同42・3%増の8億2000万円の増収増益を見込んでいる。