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選別受注など売上原価率改善し黒字転換 富士ピー・エス 通期は減収減益見込む
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株式会社富士ピー・エス(福岡市中央区薬院1丁目、長尾徳博社長)の11年3月期第1四半期決算は売上高が前期比8・8%増の40億67百万円、経常利益は1億84百万円(前期は1億14百万円の赤字)で、黒字転換した。
長期で請け負っている工事の進行に伴い収益を計上する工事進行基準適用工事の進ちょくが進んだことで増収となった。また、今年度は「第二次経営再建中期計画」の2年目で、採算性を重視した選別受注などに昨年から継続して取り組み、売上原価率を改善したことで黒字転換した。
セグメント別売上高は、主力の土木事業が18・1%増の33億91百万円、建築事業が18・6%減の5億77百万円、不動産賃事業が1・1%減の55百万円、その他事業が57・2%減の42百万となった。
通期では、公共事業の減少傾向を踏まえ、売上高は前年比17%減の194億円、経常利益は61・5%減の4億円で減収減益を見込んでいる。