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連結は増収増益で過去最高業績更新  安川電機    今期売上高4000億円見込む


 株式会社安川電機(北九州市八幡西区黒崎城石、利島康司社長)の08年3月期連結決算は、売上高が3823億2700万円で前年比3・6%増、経常利益が352億1200万円で同5・5%増の増収増益となり、過去最高を更新した。
 主要販売先をみると、半導体業界で設備投資抑制の動きがあったものの、空調業界、鉄鋼業界、電子部品業界、自動車業界などがおおむね好調に推移したほか、液晶業界も期中前半の調整局面から、後半には投資再開が見られた。その中で、主力のACサーボ・コントローラやインバータ、ロボットなどのメカトロ製品において、付加価値と競争力を高めた新製品の市場投入で拡販とシェア拡大を進めた。その結果、営業利益が364億8700万円で同8・7%増、当期利益が202億4200万円で同6・6%増といずれも過去最高となった。主な事業別にみると、モーションコントロール部門は、ACサーボ・コントローラが欧州やアジア向けに好調に推移。インバータも国内外で好調だったため、売上高1778億9900万円で同11・5%増、営業利益は213億7000万円で同7・8%増となった。ロボット部門は、自動車業界向けを中心とする溶接、ハンドリングロボットが堅調だったものの、半導体製造装置業界向けは、投資抑制や前期の米国子会社売却の影響を受けた。売上高は1235億5000万円で同2・5%減、営業利益は85億7600万円で同4・5%減となった。システムエンジニアリング部門は売上高505億1700万円で同2・1%増、営業利益39億4000万円で同2・17倍。情報部門は売上高231億8300万円で同12・4%減、営業利益は4億2000万円で同64・7%減となった。
 今期は、モーションコントロール部門、ロボット部門ともに品揃えの拡充と新製品投入を進める。また、地域別では成長市場である中国、アジア地域を強化するとともに、インドなどへの事業展開を加速する考え。通期では、売上高4000億円で08年3月期比4・6%増、経常利益380億円で同7・9%増の増収増益を見込む。