NEWS
- 地域
通信制高校生の学習サポート開始 スタンダードカンパニー 高卒資格取得を支援
Tag:
家庭教師派遣と個別指導塾を運営する株式会社スタンダードカンパニー(福岡市中央区六本松2丁目、吉田知明社長)は、8月1日から通信制高校生の学習サポートを開始した。
鹿島学園高校(茨城)、ルネサンス高校(茨城)、日本航空高校(山梨)の通信制高校3校と連携。同社が個別指導塾「スタンダード」を展開している愛知県以西の西日本エリアを対象に、各校生徒の学習をサポートする。名称は「スタンダード高等学院」。コースは高卒資格取得を目指す標準サポートコースと大学受験コースの2種類。標準サポートコースは週1回、高校から課されるレポート作成に対し、通塾や教師の自宅派遣でサポートしていく。大学受験コースでは受験科目や志望校により授業必要回数、内容が異なるため個別カリキュラムを作成する。料金は標準サポートコースが月4回96百円、大学受験コースは週に通う回数によって変動する(週1回24百円)。また、平日午後2時から同5時までの時間帯は教室を自習スペースとして会員以外にも無料開放し、学習支援や悩み相談に応じる。
吉田社長は「通信制高校の生徒が卒業するためにはモチベーションを下げないことが不可欠。在宅学習が基本ではあるが一人では分からない部分を指導することも重要となる。職員室的な役割を担い、子どもたちが社会に出ていくための支援をしていきたい」と話している。同社は2001年1月設立、資本金13百万円、従業員数は110人。売上高は20億円。現在、福岡、広島、岡山、兵庫など愛知以西を中心に85校を展開している。吉田社長は鳥取県出身、1972年12月30日生まれの37歳、岡山大学卒、趣味は家庭サービス。