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輸出は前年比14・3%増で2カ月ぶりに増加  博多港7月貿易概要(速報値)    輸入は微増


 博多税関支署がまとめた博多港の2010年7月の貿易概要(速報値)は、輸出額が前年同月比14・3%増の1269億4千万円で、2カ月ぶりに前年を上回った。輸入額は同0・4%減の607億65百万円で、ほぼ同水準となった。
 輸出はパナマ向け船舶が905倍に、自動車がロシアや韓国向けに好調に推移した輸送用機器が同28・2%増の288億87百万円となった。また先月に引き続き半導体等製造装置が中国向けに71倍、韓国向けに22・6%増と好調で、一般機械は41・2%増の142億91百万円だった。
 輸入は、韓国から半導体等電子部品が激減した電気機器が同37・4%減の71億94百万円となった。一方、前月に引き続き中国からの事務用機器が72・8%増になるなど順調な伸びを示し、一般機械が同14・5%増の68億77百万円。また果実及び野菜が8%増の26億32百万円と好調だったことから、ほぼ同水準を保った。
 同支署では「7月分ではまだ円高の影響はでておらず、8月分から輸入が伸び、輸出が苦戦するようになると予測される。特徴的だったのは果実及び野菜の輸入増加だが、国内野菜の価格高騰が要因と考えられる。パナマ向けの船舶は、引き渡しの時期などが重なったため激増し輸出全体をけん引したといえる」と話している。