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起業家エンジニア養成学校を開設 東京のデジタルハリウッド


東京に次ぎ2校目

デジタルコンテンツなどの人材養成スクールを運営するデジタルハリウッド㈱(東京都、吉村毅社長)は7月14日、福岡市中央区天神2丁目に起業家を輩出するためのエンジニア養成スクールを開設する。
グローバル創業・雇用創出特区として起業家の育成に力を注ぐ福岡のマーケットに注目し、東京に続く2校目として開校する。名称は「G’s ACADEMY FUKUOKA」。開校場所は、今回のプロジェクトに賛同したレンタルサーバーなどを手がけるGMOペパボ福岡支社のフリースペース「ペポパ天神ステージ」。定員は30人。
期間は6カ月で、授業回数は12回と特別授業が2回。毎週土曜日の午後2時から午後6時まで講義が開かれる。最初の4カ月間はプログラミングの初歩的な技術を学び、残り2カ月でメンターと呼ばれる実戦経験のある技術者からアドバイスを受けながら、起業を視野に入れた卒業作品を開発する。卒業後は国内外のベンチャーファンドを集めた発表会で生徒が作品をプレゼンし、起業資金を募集する。卒業時点で資金が集まらない場合、同社から500万円を限度とした投資や、シェアオフィスの提供などが受けられる。申込後はIQ やIDEAの能力テストが実施され、合格した場合のみ入学できる。入学金は5万円で、授業料は25万円(税別)。授業料は卒業後の後払いとなる。

2018年4月24日、5月1日合併号