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資金運用収益増加で経常収益が89億6900万円 筑邦銀行中間期
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週刊経済2024年11月20日発行号
通期経常利益は6%増見込む
㈱筑邦銀行(久留米市諏訪野町、 鶴久博幸頭取)の24年9月の中間連結決算は、経常収益が前年同期比1・9%増の89億6900万円、経常利益が同39・4%減の4億6200万円の増収減益となった。
貸出金利息や有価証券利息配当金の増加により資金運用収益が増加したことに加えて、連結子会社のちくぎんリースでリース売上高やリース資産売却などの営業収益が増加し増益。営業経費や不良債権の処理費用が増加したことなどから減益となった。中間期利益は固定資産処分損が増加したことで、同39・9%減の3億4200万円となった。
通期では経常収益が前年同期3・3%増の186億3000万円、経常利益が同6・5%増の12億6000万円、当期純利益が13・9%減の9億1000万円の増収増益を見込んでいる。