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貸付残高は3兆3953億円で6・2%減  福岡財務支局   08年度、福岡県は6・5%減の1兆1284億円


 福岡財務支局(福岡市博多区博多駅東2丁目、上野善晴局長)は、8月3日、08年度の管内(福岡、佐賀、長崎3県)地方資金貸付残高を発表した。
 貸付残高合計は、3兆3953億円で前年比6・2%減だった。県別では、福岡県が1兆8660億円で同6・5%減、佐賀県が5542億円で同5・2%減、長崎県は9750億円で同6・4%減とすべての県で前年度を下回った。用途別では、「生活環境整備」が1兆4167億円で全体の41・7%を占め、次に「国土保全災害復旧」が4866億円(14・3%)、「その他(臨時財政対策債など)の4390億円(12・9%)、「道路」が2811億円(8・3%)、「運輸・通信」が2300億円(6・8%)、「地域開発」が1483億円(4・4%)、「厚生福祉」が1339億円(3・9%)、「農林漁業」が1109億円(3・3%)、「住宅」が749億円(2・2%)、「文教施設」が737億円(2・2%)となっている。財務支局理財部では「3月25日に補償金を免除し、繰り上げ償還(915億円)を実施したことが一因」と話している。