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販売エリアの拡大など初の中計を策定  コーセーアールイー    3年後の売上高43億91百万円目指す


 マンション販売業の株式会社コーセーアールイー(福岡市中央区赤坂1丁目、諸藤敏一社長)は3月15日、初の中期経営計画を策定した。
 前期は新規発売物件の販売が好調で3期ぶりに黒字転換したが、リーマンショック以降のマンション分譲の事業環境が不透明なことから、企業基盤の強化を目的に策定した。内容は、経営方針として福岡都市圏中心のマンション販売エリアを首都圏や九州各県、広島県の中核都市などにも拡大、事業企画部門を強化し賃貸管理事業に次ぐ安定的で短期回収が可能な不動産関連事業への取り組み。人材教育など組織力強化プロジェクトを設置し、経営資源の強化や効率化などを図っていく。
 計画では、3年後の2014年1月期の売上高は43億91百万円、経常利益は3億2百万円を目指す。同社では「『次代においても成長し続ける企業の礎を築くこと』を目的に、今期を新たな創業初年度にしたい」と話している。