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豆腐専門の常設店30店舗体制へ  豆吉郎    移動販売拠点は30カ所に


 豆腐、水産物移動販売の株式会社豆吉郎(福岡市中央区長浜3丁目、宮嵜太郎社長)は今年度中に常設店舗を現在の6店舗体制から30店舗体制にする。
 同社は九州や山口県で九州産の大豆を使った豆腐などを「豆吉郎」ブランドで移動販売しており、福岡市などの都心部ではマンション居住者らに移動販売が浸透しなかったため、昨年、同市中央区天神に常設店舗「豆吉郎」を出店。販売が好調だったことから、店舗数を増やし現在九州内の中心部で直営店、フランチャイズチェーン店を合わせて6店舗を運営。今後、出店を加速させ、14年3月までに九州・山口地区で、30店舗体制に増店する方針。常設店は約15平方m程度の小型店舗で一般的な豆腐ほか、スプーンで食べる「カップ豆腐」や「枝豆寄せ豆腐」、海産物やデザートなど約150種の商品を販売する。一方、主力の移動販売においても、移動販売車に商品を積み込む拠点である営業所を現在の18カ所から30カ所に増やし拠点網を拡大。移動販売車は現在の130台から190体制にする。宮嵜社長は「付加価値をつけ、品質にこだわった商品を販売していく。ビジネスモデルを構築し、FC展開も積極化していく」と話している。