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豆乳製造の新装置を開発、本格生産へ  ワイエスピー    5年間で売上高10億円目指す


 豆乳の製造装置メーカーの株式会社ワイエスピー(飯塚市、新開節夫社長)はこのほど豆乳製造の新型装置を開発、本格販売する。
 従来製法は原料の大豆を柔らかくするため、一定温度の水に20時間ほど浸す必要があり、この間にうまみ成分が水中に溶け出し、品質向上を妨げる要因にもなっていた。新装置は大豆を水に長時間浸す浸漬工程を完全に省けるのが特徴。大豆を粗びきし、表皮をむいた上で水を入れ、大豆を細かく破砕し、新開発の特殊な窯で均一に熱する。原材料のぶれの原因となる浸漬工程を省いたことで、20分程度で甘みの強い高品質の豆乳を製造できるようになった。また製造時間の大幅短縮により、在庫の削減、装置の設置スペースも縮小でき、月540トンの給排水を削減できるという。製品名は無浸漬豆乳プラント「エコスター」で価格は5000万円。高品質の豆乳や豆乳メーカー、外食チェーンに販売し、5年間で売上高10億円を目指す。新開社長は「豆乳の美味しさを決定づけるのは煮沸。新開発の密閉式二重煮沸窯により、外部からも熱を取られることなく、素材の味を引き出すことができた。全国で売り込んでいきたい」と話している。
 同社は1985年6月設立、資本金1000万円、年商2億円。新開社長は飯塚市出身、1946年4月5日生まれの68歳。