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諸富IC~川副IC間は26年度内の開通へ 有明海沿岸国道事務所
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週刊経済2025年5月21日発行号
軟弱地盤工事おおむね完了で
九州地方整備局有明海沿岸国道事務所(柳川市三橋町藤吉)は4月23日、地域高規格道路・有明海沿岸道路のうち、佐賀市の諸富インターチェンジ(IC)から仮称・川副IC間が2026年度内にも開通する見通しであることを発表した。
開通区間は佐賀市諸富町為重から同市川副町福富までの延長1・1キロ区間。同区間内の軟弱地盤対策工事がおおむね完了し、同年度内に開通する見通しとなった。
同区間の開通により、大牟田市から佐賀空港までの移動時間は約41分から40分に短縮する。また、開通区間は豪雨などによる浸水想定水深(0・5メートル~3メートル)を上回る盛土による構造のため、浸水時も通行ができることから避難経路や緊急輸送道路として機能することも期待されている。