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訪日外国人向けに福岡紹介サイト開設  アクティネットワーク社    インバウンド戦略に


 広告代理店業の株式会社アクティネットワーク社(福岡市中央区警固2丁目、榮正広社長)は4月1日、市内在住の外国人が訪日外国人向けに福岡の魅力を発信するウェブサイトを開設した。
 アジア地域などから福岡を訪れる観光客が増えていることから、インバウンド戦略として立ち上げた。サイト名は「Feel Fukuoka(フィールフクオカ)」。韓国、中国、フランス、台湾、ニュージーランド出身で市内在住の専属スタッフが福岡の食、買い物、文化その他3ジャンルで紹介。3分間の動画を共有サイト「YouTube(ユーチューブ)」上で配信する。一方、外国人観光客の集客を目指す企業側に対して「YouTubeで世界に発信パック(仮称)」として、撮影制作費6万円と月2万円の運営費、年間30万円で販売。すでに、同サイトで15本の動画を配信しており、回転寿司でのお茶の注ぎ方、パン屋の人気商品、神社の参拝の仕方など独自の視点で紹介している。島田慎太郎副社長は「日常生活をそのまま動画にしている。観光客があと少しの滞在時間を楽しむため、すぐに体験できる天神・博多かいわいのどこにも取り上げられていないような小ネタを紹介していきたい。まずは100万回の再生回数が目標。当サイトが引っかかるようなさまざまな仕掛けをしていく」と話している。