NEWS
- 地域
親子孫で学園に学ぶ11組を表彰し奨学金支給 中村学園 創立60周年記念し奨学金制度
Tag:
(学)中村学園(福岡市城南区別府5丁目、中村量一理事長)は、創立60周年を記念して親子孫の3代に渡って同学園で学ぶ11組を表彰する。また、今年度から奨学金制度を新設し、在学中の学生・生徒に奨学金を支給する。
奨学金制度は祖父母、父母で2世代以上連続して各学校を卒業した親子の子女で、各学校に在学中の学生・生徒を対象とし、各学校の修業年限を支給期間として年額24万円を支給。名称は「学校法人中村学園卒業生子女奨学金制度」で、今後毎年続ける方針。今年度に限り11月7日にホテルニューオータニ博多(同市中央区)で開かれる創立60周年記念式典で表彰する。
同学園は1954(昭和29)年4月に福岡高等栄養学校を開校。今では小学校を除く幼稚園から中学・高校、短大・大学・大学院に加え、収益事業部門として事業部を運営している。奨学金の対象となるのは同栄養学校のほか、中村栄養短期大学、中村学園短期大学、中村学園大学短期大学部、中村学園大学、中村学園大学大学院、中村学園女子高等学校、中村学園女子中学校、中村学園三陽高等学校、中村学園三陽中学校になる。中村理事長は「50周年で募集した時は1組もなかったが、今回は11組にもなり感慨深い」と話している。なお、制度新設に伴い、同学園では今年度に限り卒業生も対象として募集していた。