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西日本最大の小倉北署新庁舎が完成  福岡県警    高さ60mは県内一


 福岡県警・小倉北警察署(北九州市小倉北区、安部俊二署長)の新庁舎が完成し、6月29日から業務が開始した。12階建て、高さ60mは警察庁舎で県内一、延床面積17400平方mは西日本最大(全国で3番目)の規模。
 40年以上が経過していた旧庁舎の老朽化に伴い新設したもので、総工費は約65億円。広さは旧庁舎の2倍以上で、留置所や取調室などの数が大幅に拡充された。敷地内には5階建ての車庫棟も建設され、県内で初めて警察署に併設された射撃場を設置。同署員や周辺地域の警察署員が訓練に利用するという。また、12階(45m)の食堂は一般の来庁者も利用できる。内田美裕副署長は「北九州地区の業務量に比べ、旧庁舎の広さはかなり手狭だった。今後は質・量ともに仕事を充実させなければならない」と話している。