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西区の中学生の心臓移植募金活動に協力  新栄住宅など45社    アメリカでの手術費用に


 福岡市中央区大名2丁目の地場大手マンション開発・新栄住宅株式会社(木庭兌社長)と協力会社45社で構成するアンピール会は、4月1日にアメリカでの心臓移植のための募金活動をしている「幸一くんを助ける会」(皆川泰男代表)に寄付金を送った。
 同市西区在住の中学2年生・大崎幸一君(14歳)が米国コロンビア大学病院で移植手術を受けるための費用を募っているもので、募金目標額は9000万円。幸一君の父・大崎敏幸さんは型枠大工で、同社のマンション工事にも携わったことがあることから、協力会社や同社社員に呼びかけて寄付金を募った。幸一君は小学6年生の初夏に福岡大学病院で重症の「特発性拡張型心筋症」と診断され、薬物治療などで2年間闘病生活を続けてきた。しかし、昨年10月に「1年後まで生存できる可能性は50%くらい」と診断され、心臓移植を決意。 国内では待機期間が長く間に合わないため、海外での移植手術を決断した。なお、寄付金額については公表していない。