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西久大運輸倉庫に1億円を出資  ドーガン・インベストメンツ    ペット関連事業参入を支援


 投資事業、ファンド運営の株式会社ドーガン・インベストメンツ(福岡市中央区大名2丁目、森大介社長)は11月25日、10億円規模の運営ファンド「チャレンジ九州・中小企業がんばれファンド」を通じて、陸上貨物運送、倉庫業の西久大運輸倉庫株式会社(福岡市東区多の津2丁目、彌永忠社長)に1億円を出資した。同ファンドの投資は5社目。
 今回、西久大運輸倉庫が本業以外のペット関連事業に参入したことから、新規事業支援の目的で出資を決定した。西久大運輸倉庫はファンド資金を活用しペットフード製造、販売のマンマ・リゾ株式会社(福岡市東区松島4丁目、田尻)を完全子会社化。ペット保険の代理事業などにも着手するという。ドーガン・インベストメンツでは「九州地区に拠点を置く中小企業の新事業展開を積極的に支援する」と話している。
 同ファンドはこれまで医薬品開発のアキュメンバイオファーマ株式会社(福岡市)、少ロット製造代行サービスの株式会社三松(筑紫野市)、通信機器販売のOA通信サービス株式会社(熊本市)、分子膜開発、販売の株式会社セパシグマ(北九州市)に出資。投資額は西久大運輸倉庫含め計2億1500万円。