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自宅と塾兼用の学習ソフトを発売 ショウイン 学習履歴閲覧機能を追加
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小、中学生を対象とした学習ソフト開発・インターネット学習塾を展開する株式会社ショウイン(福岡市東区千早5丁目、田中正徳社長)は、11月1日、インターネット学習システムの改良版を発売した。
名称は「新型Showin―kids(ショウイン・キッズ)」。旧商品は、ウェブカメラを通して同社の講師が教える自宅学習配信サービスだったが、改良版は地域の塾に代理インストラクターとなってもらい塾と自宅両方で学習可能なサービスとなる。新商品は配信される映像技術が向上したほか、学習到達度など学習履歴を一括で閲覧できる機能を追加し、講師が生徒を管理しやすいシステムを導入。また、マック、ウィンドウズを始めとしたすべてのOSに対応する。販売対象は中・小規模の塾やフリースクールで、価格は初期費用がライセンス料50万円、加盟金50万円の計100万円(新規立ち上げの場合は50万円)。旧システムを導入済みの既存顧客には無料で更新を行う。また、生徒1人につき月額2000円をID使用料として請求する。初年度売上目標は検討中だが、来期(4月から)の売上目標1億7000万円を目指す。田中社長は「FCではないので制約がなく、各塾で自由に授業料などを設定できるのが特徴」と話している。
同社は1980年4月設立。資本金800万円。売上高は3000万円(3月期)。従業員は150人(在宅勤務含む)。田中社長は福岡市出身。1956年9月17日生まれの53歳。趣味は登山、尺八演奏。