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背抜きタイプが人気  東和コーポレーション    作業用手袋に関する調査を実施


 産業用ゴム手袋大手の株式会社東和コーポレーション(久留米市津福町、松信和隆社長)は10月11日から6日間、15歳から79歳の男女を対象に作業用手袋に関するアンケート調査を実施した。
 同社が制定している10月29日の「てぶくろの日」を前に、作業用手袋の認知度向上を目的に行ったもの。調査方法は、事前調査で1年間に作業用手袋の使用、購入した女性152人、男性148人(事前調査1万人中5割が1年間に着用)にインターネットで実施。調査内容は用途、購入方法、デザイン、性能など9項目の質問を用意した。
 事前調査で手袋の使用用途は30%が園芸、日曜大工などの趣味、洗い物など一般的な家事で使用。本調査では「作業用手袋」の利用者に限定するため、汎用性の高い軍手の利用者を除外した。その結果、「背抜きタイプ(内側が布製で、手のひら部分のみゴムで覆われた手袋)」が41%だった。購入ルートは75%がホームセンターで、選ぶポイントは34%の価格帯を抜いて、「サイズ・フィット感」(50%)が最も重視されていた。また、作業用手袋が似合う有名人は、男性トップが歌手の吉幾三さん(28人)、女性では女優の高木美保さん(24人)だった。同社では「毎年10月29日を10(て)2(ぶ)9(く)ろの日と定め、情報発信の機会にして手袋の存在意義を高めていきたい」と話している。