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育児介護休業規程を改定 マルタイ


週刊経済2024年10月30日発行号

始業時間、時短勤務の柔軟化など

麺類、調味料、菓子製造の㈱マルタイ(福岡市西区今宿青木、川島英広社長)は10月16日、従業員の育児介護休業規程を改定した。
来年施行予定の育児・介護休業法改正に先立ち、従業員の柔軟な働き方を実現する狙い。対象者は3歳以上~小学校就学前の子を養育する人。①始業時間などの柔軟化(1日の始業・終業時刻を変更可能)、②短時間勤務の柔軟化(1日の労働時間を5、6または7時間に短縮可能)、③新たな休暇の付与(育児を目的とした休暇を年間10日付与。子の行事参加などの場合に、有給・1日単位で取得可能)の中から1つを選択して利用できるようにした。また、子の看護休暇の見直しも実施。対象範囲を小学校就学までから3年生終了までに延長したほか、感染症に伴う学級閉鎖、入園(入学)式・卒園式といった取得理由の追加なども改定している。同社では「8月には子ども参観日も実施した。今後も子育てと仕事の両立へ向けた取り組みを進めていく」と話している。