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缶入り明太子発売 ふくや 賞味期間は常温2年に
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辛子明太子メーカー・株式会社ふくや(福岡市博多区中洲2丁目、川原正孝社長)は3月2日、明太子の粒を綿実油に漬け込んだ缶入り明太子を発売した。
商品名は「缶明太子ー油漬け」。主力商品の「味の明太子」の粒を綿実油に漬け込み、缶詰にした後に加熱したもので、賞味期間は常温で2年間。「辛さはそのままに、粒が際立つフワッとした食感と香ばしい風味に仕上げた」(同社)と話している。価格は1缶756円(税込)、内容量は85g。3月2日から直営店、通信販売で販売するほか、別ネーミング・パッケージ企画の「常温二年缶明太子」で卸販売(土産店、高級スーパーなど)も展開。初年度売り上げ目標は15万缶、1億円。
川原正孝社長は「もう数十年前から長期保存ができる明太子を考えていたが、なかなか商品化が難しかった。今回、ツナ缶製造の老舗・由比缶詰所(静岡市)の技術で納得できる缶入り明太子ができた。お土産好適品の新アイテムとして、気軽な手土産として『やっぱり明太子を贈りたい』というニーズに応えられる」としており、海外旅行の際の携帯食、新しい土産需要などギフトシーン拡大を図る。