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繰越工事完成分増などで増収・黒字回復  富士ピー・エス    通期は3期連続増収・5期ぶり黒字化


 土木・建築工事の株式会社富士ピー・エス(福岡市中央区薬院1丁目、長尾徳博社長)の10年3月期第2四半期決算(4~9月)は、売上高100億9500万円で前年同期比25%増、経常利益は3億6700万円(前年は8億2400万円の赤字)で増収・黒字回復となった。なお同社は今期から決算を単体で発表しているが、連単倍率が1・01倍であるため昨年連結決算を前期比として比較している。
 前期からの繰越工事完成分が増加したことや、売上高計上基準を工事の完成度合いに応じて収益と原価を計上する工事進行基準に変更したため、増収となった。損益面では過年度受注の手持ち赤字工事が一巡、売上原価の低減や販売及び一般管理費の大幅削減などに努めた結果、黒字回復した。受注面では、景気対策により公共事業が上半期に8割前倒しするなか、今期構造改革で強化した本店主導型の営業が奏功したため、土木工事受注高が107億400万円で同216%増と大幅に伸長した。一方、建築工事の受注高はマンション建築の需要が激減し、5億8800万円で同78・5%減、その他の受注高は4億100万円で同68・5%増となった。
通期では土木工事の手持ち工事分が順調に進ちょくする予定で、売上高が230億円(前期比2・0%増)で3期連続の増収、経常利益は4億2000万円で5期ぶりの黒字を見込む。