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総額50億円の九州活性化ファンド設立 西日本シティ銀行 REVICや政投銀などと共同で
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株式会社西日本シティ銀行(福岡市博多区博多駅前3丁目、谷川浩道頭取)は1月末をめどに、政府系ファンドの株式会社地域経済活性化支援機構(略称REVIC、東京都、瀬谷俊雄社長)、株式会社日本政策投資銀行(略称DBJ、東京都、橋本徹社長)、株式会社ドーガン(略称DGN、福岡市、森大介社長)と共同で、九州経済の活性化に資する地場企業を対象に、事業基盤の改善・強化から成長・拡大、事業承継までを一貫して支援する「NCB九州活性化ファンド」を設立する。総額は50億円。
同行では「地方創生」を九州でも重要なテーマと位置づけ、昨年6月に政府が公表した「『日本再興戦略』改訂2014」のアクションプランに基づきファンドを組成するもの。成長に向け確かな事業性を有する九州の大手・中堅企業に対し、資本であるエクイティ、優先株や劣後ローンなどのメザニンファイナンスなど多様な金融サービスを組み合わせ、REVICの持つ専門家派遣機能を活用した経営支援などにも注力する新しいプロジェクトとしてスタートする。
これに先立ち、同ファンドの運営を担う新会社、NCBキャピタル株式会社1月5日に設立した。九州に強固な顧客基盤を持つ同行を中心に、先進的なファイナンス実績を持つDBJ、専門家派遣機能などの経営支援能力に定評のREVIC、九州でさまざまなソリューションを提供してきたDGNが協働して新会社を運営し、より高度かつ効果的なソリューションの提供を目指す。