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総額30億円規模の事業再生ファンドを設立 北九州銀行と山口銀行など 9億円上限に山口県外企業にも投資
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株式会社山口フィナンシャルグループ傘下行の株式会社北九州銀行(北九州市小倉北区堺町1丁目、加藤敏雄頭取)と株式会社山口銀行(下関市竹崎町4丁目、福田浩一頭取)は9月30日、中小企業基盤整備機構などと共同で事業再生ファンド「やまぐち事業維新ファンド投資事業有限責任組合」を設立した。
地域経済の活性化や雇用を支えるため、経営改善が見込め、特色ある商品、サービスを提供する中小企業の再生を支援するもので、山口県外に本社がある取引先に対してもファンド総額30億円の30%を上限に投資する。ファンド存続期間は2021年9月30日まで。有限責任組合員には、山口銀行と北九州銀行のほか、中小企業基盤整備機構、山口県信用保証協会、山口県内3信用金庫で、ファンドの管理運営は、無限責任組合員の山口キャピタル株式会社(山口市小郡下郷、森脇不知奈社長)とREVICキャピタル株式会社(東京都千代田区大手町1丁目、田中雅範社長)が行う。
山口キャピタルは、山口銀行の持分法適用関連会社で、1996年4月設立。資本金9600万円。
REVICキャピタル株式会社は、株式会社地域経済活性化支援機構の100%出資子会社で、2013年6月設立。資本金15億円。
同行は山口銀行の九州域内23店を引き継いで11年10月開業。資本金100億円。