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緊急経済対策でコンベンション誘致助成強化 北九州市    助成限度額を2倍の1000万円に


 北九州市(北橋健治市長)は、11月27日、市の緊急経済対策にコンベンション誘致の強化策を新たに追加。助成金の限度額を最大500万円から1000万円に増額することなどを盛り込んだ拡充策を実施する。
 市の緊急経済対策にコンベンション誘致の強化策を追加することで、宿泊施設や飲食店など関連業界への経済波及効果を高めることが狙い。拡充策には、助成金の増額をはじめ、最高額の基準を開催経費の20%から30%までに拡大させる。また、これまで助成対象外だった業界団体主催の展示会や、誘致促進を目的としたツアーも対象になる。実施期間は2011年度末まで。
 産業経済局の南健一商業・観光部長は「コンベンション開催による経済波及効果は、関連業界への経済波及効果が高く、即効性が高いことから、市の緊急経済対策に追加して実施する。全国でもトップクラスの助成制度に拡充した。環境や最先端技術などをテーマにした会議やイベントの誘致に力を入れていきたい」と話している。(田中)
 門司港レトロ観光列車の駅、路線の命名権募集
 また同市は12月10日、来春開業予定の門司港レトロ観光列車の駅、路線の命名権募集を開始した。期間は12月26日まで。
 これはJR貨物鹿児島本線外浜線跡に観光鉄道として来春開業する「門司港レトロ列車」の4駅と路線の命名権を募集し、レトロ地区の観光施設PRや市の財源確保を図るもの。対象は駅名が沿線にて観光施設の所有、運営、および観光関連の事業を展開している企業・団体、路線名は同列車のイメージに適合する企業、団体。契約期間は09年4月1日から12年3月31日までで、契約額は駅名が年間50万円程度、線名が年間300万円程度としている。同市産業経済局門司港レトロ室では「国内観光地間の競争が激しくなる中、命名権収入で財源を確保し、より魅力のある観光列車を含む門司港にしていきたい」と話している。
 同列車は上下分離方式を採用し、列車、線路、駅などの資産管理は北九州市、平成筑豊鉄道が営業、管理など運営面に携わる。営業キロは門司港駅(仮称)から和布刈公園駅(仮称)の2・1キロで、土日祝日、夏休み、冬休みに運行を予定。来春の開業を目指し駅舎などの改築作業をしている。