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緊急時コールシステムに新商品追加  九州沖通信機 転倒や徘徊防止に


 電気通信工事、通信機、ОA機器卸売の九州沖通信機株式会社(福岡市南区井尻4丁目、阿部准定社長)は、従来から販売している緊急時のコールシステムに新サービスを追加。6月1日、販売開始した。
 主に、病院や福祉施設、高齢者賃貸住宅向けに2011年8月から販売している商品で、緊急時や異常が発生した際に入居者がペンダント型の子機または無線式押しボタン装置のSOSボタンを押すと、制御装置を通じて管理者やスタッフのPHSや子機、固定電話機、携帯電話に通知する仕組み。無線または既存の電話回線を利用するため各部屋内の配線工事が不要なのが特徴でコール用端末には部屋番号が表示され、通話が可能となる。商品名は「Qコール」で、今回新たに追加した「Qコールプラス」は、コードレスセンサーマットを設置。用途はベッドサイドや出入口などに置くと、人の重さを検知し、Qコール電話機から通報。転倒や転落時、徘徊を早期に発見できるという。端末は親機1台あたり最大8台まで登録できる。参考価格はQコールが8万3800円(税込)、Qコールプラスが14万9800円(税込)。同社では「新サービス追加でさらなる拡大を目指すとともに、今後は“話せるペンダント”として、ペンダントをメーンに打ち出し方を変えて、認知度向上、普及を目指したい」と話している。