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継承した久留米の「ひろせ食堂」をオープン アペックスコーポレーション
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週刊経済2025年5月7・14日発行号
津福バイパス沿いに
ラーメン店「龍の家(たつのや)」などを展開する㈱アペックスコーポレーション(久留米市小頭町、梶原龍太社長)が継承した「ひろせ食堂」の新店舗が4月24日、同市荒木町にオープンした。
場所は国道209号沿いの通称「津福バイパス」沿い、白口橋交差点の南東側。店舗面積は約75㎡。駐車場は敷地内に10台まで駐車可。当面はラーメン(850円)と大ラーメン(1千円)、並焼きめし(850円)、大焼きめし(1200円)のみの提供で、それぞれを組み合わせた「ラーメン焼き飯セット」を6種類提供する。営業時間は午前11時から午後6時までとしているが、「味の継承を最優先とする決意の中、妥協のない一杯を届けるため、納得のいく仕上がりに達しない場合には、閉店時間を早めたり、臨時休業したりする場合もある」(同社)としている。
ひろせ食堂は1958年(昭和32年)創業。人気の「ラーメン」と「焼きめし」を中心としたメニュー構成で、久留米を代表する三大食堂系ラーメン店(ほか沖食堂、松尾食堂)の一角として知られてきた。昨年末に店舗の立ち退きなどの理由で廃業する方針を固めていたところ、同社の梶原社長の意向で事業を継承。今年に入り再スタートに向け準備を進めてきた。梶原社長は「久留米を代表し、個人的にも幼少期から通っていたなじみ深いラーメン店。本家の味をしっかり守り、みなさんに愛される店舗にしていきたい」と話している。