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経費削減効果で当初予想を上回る増益に   第一交通産業    経常利益は前期比1・5倍


 第一交通産業株式会社(北九州市小倉北区馬借2丁目、田中亮一郎社長)の2011年3月期の中間連結決算は、売上高が前年比7・7%増の365億57百万円、経常利益が同55・1%増の15億27百万円で増収増益となった。
 利益面ではタクシー事業を中心に各事業でコスト削減を図り、経常利益は当初予想を3億27百万円上回った。営業利益は37・5%増の17億92百万円。純利益が約10・5倍増の5億円で、いずれも当初予想を大幅に上回った。
 主力のタクシー事業の売上高は0・7%増の230億98百万円。営業利益は49・7%増の9億92百万円。燃料価格の高止まりの中で営業所の統廃合で合理化と経費削減を図り、グループ内の厚生年金基金の運用収益の発生で退職給付金費用が減少した。9月末現在のタクシー認可台数は6595台。東京地区をはじめ都市部を中心に159台の減車・休車を進めた。
 不動産事業では、分譲事業の売上高は約2・3倍の67億百万円を計上したが、2億3百万円の営業損失。賃貸事業の売上高は5・1%増の13億97百万円で、営業利益は6億6千万円。那覇市の旭橋駅周辺地区再開発事業のオフィスビルの完成稼働が通年寄与した。
 バス事業の売上高は1・0%増の34億22百万円で、営業利益は41百万円。金融事業の売上高は25・9%減の10億43百万円だったが、経費削減を進めて営業利益は16%増の2億8百万円を計上した。その他の事業は、売上高が54・6%減の8億94百万円、営業利益は1億11百万円だった。
 通期では、売上高が1・9%増の720億円、経常利益が0・8%増の26億5千万円を見込んでいる。