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経済観光文化局の初代局長に永渕企画調整部長 福岡市 幹部人事、前年比91人増の1108人
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福岡市は4月1日付で人事異動を実施した。係長級以上の幹部職員の異動は、前年比91人増の1108人。新設された経済観光振興局の初代局長には、永渕英洋総務企画局企画調整部長(53)が就任した。
観光分野の施策を重視する高島宗一郎市長の方針で、新設の経済観光振興局はじめ観光関連の部局で若返りが目立った。異動者数の内訳は、局長級24人、部長級82人、課長級256人。
局長ポストでは、財政局長に阿部亨市民局長(57)、市民局長に四宮祐司南区長(58)、保健福祉局長に中島淳一郎経済振興局長(55)、農林水産局長に松本友行港湾局長、港湾局長に野見山勤財政局長がそれぞれ就任した。全体的に昇格人事は少なく、局長間の異動が中心だった。
部長級では初の女性部長として、総務企画局人事部長に西山真弓市教育委員会教育支援部長が就いた。特別職では、福岡市美術館長に錦織亮介北九州私立大学名誉教授が就任するなど、外部からの登用が目立った。
新設された経済観光文化局は、市民局や教育委員会などを含め部門を再編し、国際経済・コンテンツ部、文化振興部などのセクションを新設した。市長室では「『コンテンツ』の名前が部局に加わるのは初めて。今後は文化やデジタルコンテンツに本腰を入れて取り組むことになる」と話している。