NEWS

  • 地域

経済界500人が参列し献花  故・笠青峰を偲ぶ会    王貞治氏が弔辞


 今年8月に亡くなった北九州市生まれの日本画家「故・笠青峰を偲ぶ会」(事務局:福岡市博多区博多駅前2丁目、森光繁喜実行委員長)は10月20日、ホテル日航福岡で式典を開いた。
 笠氏(享年77)は1937年北九州市に生まれ福岡を拠点に活動。67年サンフランシスコ「動」画廊で初個展を開催。福岡県新人賞、西日本新聞社賞、日仏現代美術賞、日本芸術作家賞などを受賞。福岡をはじめ東京、札幌などで数々の個展を開き、作品は桜、富士、高野山、玄界灘など日本の四季をテーマにした風景画が中心。96年ファーンバンク自然史博物館でアトランタ記念日本画展開催。同年、大分県由布市にアトリエを移し同市内で活動を続けていた。今年末期がんの余命宣告を受けるが、入院治療ではなく、アトリエのある湯布院で制作活動を続けることを選んだという。同会には王貞治ソフトバンクホークス会長はじめ福岡の経済界500人が参列。森光委員長が笠氏を紹介後、黙とう。続いて同会代表世話人の沖隆邦・沖学園理事長があいさつ。生前親交があった王会長が「89の背番号を付けた私自身の画を描いていただいた。私の宝物」と参列者を代表して弔辞を述べた。笠氏の長男・笠辰一郎氏は「多くの方に参列していただき有難い。父が生前大切にしていた出会いと感謝が表れている」とお礼。15人の代表世話人の献花後、一般献花に移った。その後は、同会場で清談会へと移り、安恒忠男・安恒組社長が献杯。笠氏の生前のVTRや会場に展示された作品を眺め故人を偲んだ。森光委員長は「今後は由布市と連携しながら財団法人として運営し、作品を後世に伝えていきたい」と話している。
 代表世話人は次の通り(五十音順)。
 阿部憲之介(櫛田神社宮司)、出光芳秀(新出光会長)、岩下洋陽(湯布院岩下コレクション代表)、梅野重俊(梅の花社長)、榎並毅(油布高原社長)、王貞治(福岡ソフトバンクホークス会長)、太田輝幸(ホテル日航福岡社長)、沖隆邦(学校法人沖学園理事長)、末吉紀雄(コカ・コーラウエスト会長)、田村靖邦(筥崎宮宮司)、塚田征二(笠青峰後援会会長)、桃原健二(福岡東ロータリークラブ会長)、中谷健太郎(亀の井別荘会長)、細川佳代子(スペシャルオリンピックス日本名誉会長)、溝口薫平(由布院玉の湯会長)