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経済振興局改編し「経済観光文化局」に  福岡市    フィルコン、文化財などを移管


 福岡市は2012年度をめどに、経済振興局を改編し、「経済観光文化局」に改める方針を明らかにした。
 市の経済振興に向けた短期戦略として「観光」に焦点を絞る高島市長の考えで、観光に重点を置いたセクションを統合する。具体的には、現在経済振興局外にあるフィルムコミッション(市民局)や、文化財を担当する部署(教育委員会文化財部)などを同局に移管する計画で、一元化による効果的な観光振興、経済政策との連動などの効果を見込むという。議案は12月市議会に提出する予定。
 高島市長は「市が短期的に経済効果を求める上で、観光戦略は『1丁目1番地』の重点政策。来年は国際コンベンションなどと合わせてインバウンド戦略を強化していく」と話している。