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経常利益予想を3倍に上方修正  富士ピー・エス    当期純利益2・5億円増


 プレストレストコンクリート(PC)工法を用いた土木、建築工事の株式会社富士ピー・エス(福岡市中央区薬院1丁目、菅野昇孝社長)は、14年3月期の経常利益予想を当初比3倍の3億5500万円に上方修正した。
 前期繰越工事が堅調に推移したほか、公共工事を中心に当期受注と完工分が増加し、売上高は当初比5億6000万円増の209億6000万円に上方修正。増収に加え、工事の利益率が好転したことから、経常利益を上方修正した。当期純利益も2億5000万円増の7億3000万円に修正した。当期純利益に関しては、10年3月期と11年3月期に特別損失として引当計上した12億2200万円と、国庫納付金8億2000万円の差額4億100万円を特別計上。また、九州小竹工場の老朽化した機器などの資産を処分した結果、売却益1億円を特別計上している。