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約200億円投じ久留米市田主丸町に開発拠点開所 ダイハツ工業 国内3拠点目
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ダイハツ工業株式会社(大阪府池田市ダイハツ町、三井正則社長)は8月5日、久留米市田主丸町に約200億円を投じた開発拠点「ダイハツグループ九州開発センター」を開所した。国内の開発拠点は大阪府、滋賀県に次ぐ3カ所目。
同拠点は、ダイハツの子会社であるダイハツ九州株式会社久留米工場の隣接地に「久留米開発センター」の名称で2013年11月に着工したが、全施設の完成に伴い、ダイハツ九州をはじめダイハツグループの連結の強化、結束を高めるなどを目的に「久留米開発センター」から「ダイハツグループ九州開発センター」に改称したもの。敷地面積は約7万4600平方m。軽自動車のエンジンを中心としたプラットホーム部品の技術開発拠点として13年11月に着工後、14年3月にエンジン、トランスミッションなどの実験棟、12月に車両搭載時の性能評価を行う実験棟、今年6月にはアセアンなどのさまざまな環境条件で評価を行う実験棟など、実験棟4棟と事務所1棟の計5棟を開設した。従業員数は約200人。