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米国発の異業種交流組織「BNI」福岡初上陸  BNI O.K.チャプター    毎週水曜朝に定例会


 米国発祥の異業種交流組織「BNI」の九州初となるエリア組織が2月29日、福岡市で発足した。同日午前7時からグランド・ハイアット・福岡で開催された発足記念イベントには経営者ら約230人が参加。今月から毎週の定例会を開始する。
 BNIは1985年に米国で生まれ、「GiversGain(ギバーズゲイン=与える者は与えられる)」を理念に、互いに「紹介」しあい、会員間、またはその周辺のビジネス活性化を図る異業種交流組織。20~60人単位のチャプターと呼ばれるエリア組織を広げるかたちで世界48カ国に拠点があり、13万人以上の企業経営者らがメンバーとなっている。2006年に日本に伝わり、現在は東名阪地区を中心に国内のチャプターは80カ所あり、18百人以上がメンバーになっている。
 今回福岡で発足したのは「BNI O.K.チャプター」で、ちょうど国内で80カ所目。福岡市博多区から半径30kmをエリアとし、発足イベントに参加した230人の中からメンバーを募り、50人規模でスタートする計画。メンバー構成は1業種1社が原則。今後、毎週水曜日の午前7時から8時半まで定例会を開催する。
 BNIの世界全体では2011年度、メンバー間の「紹介」が630万件以上あり、23百億円を超えるビジネスが発生したという。