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米国ノースカロライナ州の賃貸集合住宅開発事業に参画 九州電力
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週刊経済2024年12月18日発行号
住友林業、NECグループの現地法人と
九州電力㈱(福岡市中央区渡辺通2丁目、池辺和弘社長)は12月6日、米国ノースカロライナ州ダラーム市で賃貸集合住宅の開発プロジェクトに参画する。同社の海外不動産開発では9件目。
米国の現地法人・Kyuden Urban Development America,LLCを通じ、住友林業㈱の100%子会社・Crescent Communities,LLC、NECキャピタルソリューション㈱の米国現地法人・Capital Solutions America,INCとの共同プロジェクト。ダラーム市は全米屈指の大学や企業の開発拠点が集積し、成長が進む学研エリアで、「リサーチトライアングル」と言われ、人口と雇用が増加し、賃貸住宅需要が高まっているという。物件は中心部の近くに立地し、州間道路へのアクセスにも優れ、徒歩圏内には多くの商業施設が立地するエリア。1階が鉄筋コンクリート造り、2階から6階までが木造造りの木造混構造造り6階建てで、賃貸床面積は約3万5千㎡。総戸数は400戸。12月着工、27年8月の完成を予定している。
同社では「本物件は環境認証の取得および建物リサイクルにおけるCO2排出の見える化を実施し、脱炭素社会の実現に貢献していきたい」としている。