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筑豊烏尾トンネル含む3・5キロの舗装へ  北九州国道事務所    飯塚庄内田川バイパス、3月開通


 国交省北九州国道事務所(北九州市小倉南区、後田徹所長)が、整備中の国道201号・飯塚庄内田川バイパス(総延長9・7キロ)のうち、筑豊烏尾トンネルを含む飯塚市有安~田川市弓削田間は、1月下旬から舗装工事を始める。09年3月までに開通する。
 同区間は、筑豊烏尾トンネル1・5キロを含む3・5キロ区間。年内までに盛土工事やトンネルの本体工事が終了したことで、1月下旬に舗装工事に本格着工、3月末までに時速50キロの暫定2車線で供用を開始する。供用開始の具体的な時期は、1月上旬に正式決定する。北九州国道事務所は「3月末の供用開始を間近に控え、工事は舗装工事や照明器具の取り付け作業などを残すのみ。計画通りに進んでおり、1月初めには供用開始時期を決定したい」と話している。
 飯塚庄内田川バイパスは、92年4月に着工。一般有料道路・八木山バイパスの終点・飯塚市弁分を起点に田川市方面に向かって整備され、07年3月までに飯塚市弁分から同市有安までの6・2キロが、暫定2車線で供用を開始している。飯塚市有安~田川市弓削田間・3・5キロの完成で、飯塚庄内田川バイパス全線が開通することになり、福岡市から田川市までの所要時間は現行60分から40分まで短縮される。