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筑紫野ベレッサに室内遊園地オープン  東京のファンタジーリゾート    鳥栖から拡張移転


 子ども用の室内遊戯施設を展開するファンタジーリゾート株式会社(東京都新宿区、鶴浜朗社長)は6月30日、筑紫野市美しが丘南1丁目の商業施設「筑紫野ベレッサ」に「ファンタジーキッズリゾート筑紫野店」をオープンする。県内初の出店。
 08年12月に鳥栖市の商業施設「フレスポ鳥栖」にオープンした鳥栖店を5月30日に閉鎖し、移転する。場所は「筑紫野ベレッサ」3階。総面積は約3100平方mで、施設内にはクジラの形をしたすべり台や電車型のボールプール、汽車のトンネルなどの遊具のほか、タキシードやドレスに着替えて写真撮影ができるスタジオ、簡単な調理体験ができるクッキングスタジオ、大人用のマッサージチェア12台を設置したリラクゼーションコーナーなどを設けている。
 営業時間は平日が午前10時半から午後6時まで、土日祝日は午前10時から午後8時まで。定休日は祝日や長期休暇期間を除く、木曜日。料金は、年会費が1世帯315円で、入場料金が1歳以上から発生し、1日時間無制限で990円、時間制では1時間420円からなど。スタッフは約40人。初年度の入会者数は2万世帯、来場者数は18万人を目指す。
 同社広報担当者は「鳥栖店の会員の約7割が福岡県民だったことから、県内出店の要望が多かった。新たなアトラクションやイベントも積極的に展開していきたい」と話している。
 同社は2005年2月設立。資本金1千万円。売上高6億6千万円。従業員数は180人。現在、全国6拠点に室内遊戯施設を展開している。