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筑後広域公園内のプールがオープン 福岡県 フィットネス施設など併設
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福岡県が総工費約41億円をかけ、みやま市瀬高町の筑後広域公園内に建設していた「筑後広域公園プール」が12月1日、オープンした。
同プールは筑後地域で唯一の日本水泳連盟公認プール。筑後市とみやま市にまたがる同公園のみやま市側に整備されてきた。鉄筋コンクリート造り、一部鉄骨造りの地上2階・地下1階建てで。1階の屋外に水泳連盟公認の50メートルプール、屋内に25メートルプール、子供プール、幼児プールのほか、事務室、更衣室、救護室を兼ねた監視委員室、大会開催時の役員室、記録・放送室を配置、2階にはフィットネスルームやトレーニングルームなどのほか、50メートルプールの観客席1400席(うち車いす用15席)などが設けられている。屋内施設は12月1日から、屋外プールは来年7月から利用できる。プール使用料は7月から9月までが大人350円、中高生200円、小学生以下150円、10月から6月までは50~33%高。トレーニングルームが大人350円、小中高生180円、フィットネスルームは大人200円、小中高生100円。
整備を担当した建築都市部公園街路課では「日本水泳連盟公認プールとしてオープンしたことで、これまで筑後地域で開催できなかった県大会などの競技会の開催が可能となり、地域の競技力向上につながるものと考える」と話している。
筑後広域公園は、県が管理運営する広域公園として07年から供用を開始。園内中央部に九州新幹線筑後船小屋駅、在来線駅、北側には九州芸文館があり、西側には体育館や多目的運動場、テニスコートなどの運動施設が整備されている。