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筑後市と包括的連携協定を締結 西南学院大学


週刊経済2021年11月2日発行

自治体との協定は5つ目

西南学院大学(福岡市早良区西新6丁目、G・W・バークレー学長)は10月22日、筑後市と教育・研究や子育て支援に関する包括的連携協定を結んだ。
相互の資源を活用した連携を推進することで、教育・研究機能の向上と地域社会の振興に寄与する。自治体とはこれまで福岡市、志免町、糸島市、佐世保市と連携協定を結んでおり、今回が5つめ。筑後市では、これまで同大学の浦田英範人間科学部教授がスクールカウンセラーとして筑後市内小学校を担当していた。今回の協定締結を機に、教職員の研修支援に加え学生の実習活動など連携の拡大を図っていく。また、将来的に幼児期や福祉分野まで領域を広げていく。調印式では、西田正治筑後市長が「各学校で専門的な支援が必要。教授や学生の方にサポートいただき子どもたちに温かい教育を提供していきたい」、G・W・バークレー学長が「大学内だけでなくさまざまな場面で活躍できる人材を育成していきたい。長い縁で、筑後市と手を取り合っていきたい」とコメントした。